更新日:
2010年2月9日
学会論文追加

2009年12月22日
学会追加

2009年12月2日
論文追加

2009年8月1日
科研費取扱い項目追加

2009年4月27日
Brain Bankページ追加

2009年4月21日
論文追加

2009年3月11日
公開セミナー追加

2009年2月27日
論文追加

2009年1月29日
研究内容更新

2009年1月16日
学会・論文追加


アクセス数

ごあいさつ

理事長:山本孝之

理事長:山本孝之
 さわらび会は、みんなの力でみんなの幸せを守るためにいつも活動しております。
幸せとは、自立して自由に生き、今できることでまわりの人に役立つ働きができる時に感じるものと考えていますから、 福祉村では、病院、授産所、福祉工場などにより高齢者や障害者の自立度を高めるとともに、各施設での自治活動で 利用者の自由な運営を図っております。
 また、同じ敷地の中に、世代も違えば障害の質も異なる福祉施設を配し、みんなが一緒に暮らすことによって、 まわりの人に役立つ働きを見つけやすくしてあります。 年をとるとともに、環境の変化に適応する能力は低下するにもかかわらず、現在の法制度では、 高齢者は病状が変化すると利用施設を変えなくてはなりません。そこで、さわらび会では、 すべての高齢者施設を網羅することにより、病状変化による施設の変更も大きな打撃とならいように配慮しております。

福祉村:航空写真

 福祉村病院(487床)の付属長寿医学研究所は、'93年5月発足以来、名古屋市大岡田秀親教授、 横浜市大小阪憲司教授並びに名古屋大小島清秀名誉教授の御指導を受けながら、日夜長寿医学の研究にいそしんでおります。
 当院の医師達は、日々の臨床活動を通じて、いかなる研究が必要かを肌で感知しながら研究目標を決定し、医学の進歩に貢献しています。
 '94年6月設置のbrain bankでは、内外の大学や研究所の賛同を得て、脳科学の研究を協力して続けております。












所長:奥田研爾

 長寿医学研究所は生命現象を分子レベルで科学することにより、医療の発展に貢献することを 目指しています。蛋白質の分子構造の形成にアンチセンスペプチドの相互反応が働いていることを 明らかにし、それに基づき治療薬ペプチドを設計する技術も生み出してきました。 しかし、高齢者の医療には色々な感染症を主体とする研究も重要と思われます。 私は今までエイズワクチンや緑膿菌のワクチンなどの開発を盛んに研究してまいりました。 また、ここでアンチセンスペプチドを、岡田先生を中心として独創性の高い研究成果が生み 出されつつあり、感染症による急性ショック症状を克服するペプチドの開発ではサルを初めとして 極めて優れた効果があることが判明して、米国でこのペプチドをcGMP製造し、大掛かりな前臨床試験、 更には臨床試験を行うべく、国より大型な研究費も獲得しておられます。 私自身がライフワークとして来たエイズワクチンも今、中国で数十頭のサルを使用し、 有効性、安全性も確認されヒトへの臨床試験も始まろうとしております。 更に、緑膿菌感染症は多くの人が罹患する病気であり、高度薬剤耐性菌が出現して 院内感染の原因菌にもなっています。ワクチンの開発が望まれている分野で、 私はこの研究も長年行ってまいりました。
 一方、長寿医学研究所では高齢者で問題となる認知症の病態を解析し、新しい治療法の開発に 貢献する目的で、御検体いただいた患者さんの脳組織を新鮮な状態で凍結したブレインバンク として蓄積する体制を赤津副所長が中心となって整えています。
 ともかく、長寿医学の研究に貢献するためにはいろいろな研究テーマがありますが、 我々現スタッフではこの述べましたテーマを主に研究しております。 今後、長寿になるためには感染症の予防あるいは治療などが極めて重要な分野となります。 私共はそのようなオリジナリティーの高い研究を基として今後長寿医学研究所は世界に発信する 成果を上げるようみなさんと共に努力してまいりたいと思います。